体とボールを近づけたい

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良く聞く悩みの代表格「体にボールを近づけたい」

はじめに

TwitterなどのSNSで週1回は目にする気がするボールを体に近づけたい。
果たして近づける必要はあるのだろうかと内心おもいつつ笑

そんなことを言ったら元も子もないのでこの記事を読んでいく前に今一度、
体にボールを近づけたい理由を再考頂くとして先に進めたいと思う。

まずは体からボールを近づけるという結果を生み出すために、絶対にやってはいけないこと。

ボールを近づけようとしてはいけない

面白いですよね笑 ボールを近づけたいのにボールを近づけるなという。
私の考えが染みついている方は「そういうことね」と理解頂いているかもしれないが。

大事な考え方

私の考えは大きな2つ。

  1. 「何もしなくても」そういう動作に「なってしまう」
  2. 「根本原因」を見つける

この考えなしには人の動作の悩みの解決は成し得ません。
だから体の近くをボールを「通す」ではなくボールは「通る」であり、
通せないの」ではなく「(そのままでは)通らない」ということです。
そして「通らないのを通そうとしては無理が生じるのは当たり前」ということです。

体の近くをボールが「通る」つの要素

バックスイングのトップの位置

これはオープンバックでも肩を開かない方でも一緒。
バックスイングのトップを体に近づけようしてはいけない
これはトップの位置を体に近づけようとすると、スイングを背負ってしまう。

スイングを背負ってしまうとそのまま自由落下すると体にぶつかる。
それを避けるために腰のひねりなどでボールを体の外側に運ぶ働きが出てしまう。
結果的に体からボールが離れてしまう。
ちなみに腰のひねりが悪いわけではない。

改善策としては鏡などで自分の姿勢を確認してみるべきだ。
その際の意識は右投げなら少し右側に配置するようなイメージが良いと思う。
ボールがほんの少し右側にあると肩のラインに向かってボールは落ちてくるので結果的に体に向かってくる。

さらにほんの少しで良いので、ボールの左側面に手を残すイメージがあると自然と右にボールは出ていく。

側屈

このブログを欠かさずご覧になって頂いてるいる方はその重要性に気付いて頂いているかと思いますが
今回の内容でも重要です。過去に側屈については姿勢の重要性の観点から解説していますので、合わせて確認してほしい。

肩は落とさない
当サイト:両手で球を転がす人

側屈というのは腰や骨盤を横に傾斜し、脇腹付近を伸び縮みさせる事です。
下記のようにラジオ体操などでその姿勢を良く見ます。

ラジオ体操の側屈運動

なぜこの側屈が大事かというと、正対した状態だと体の構造上、頭、肩、手、ボールが縦に並ぶことが出来ないからです。特に、「頭と肩と肘は体の構造上ナチュラルに体から外側に向く方が自然な事」と、「手と胴体の距離が近くなってしまい、ボールが体に当たってしまうため近づけられないから」だ。上記の理由から正対したままだと頭とボールを結ぶ線は外に向いていくので、近づけられるわけがないということになる。

人それぞれの骨格や体の状態があるので鏡で見て、自分はどのくらいの側屈が必要なのかチェックしてみてほしい。もし分からなければTwitterのDMで連絡くれればお答えしたいと思います。

体からボールが離れやすくなる動作

ひねり

閲覧頂いている方はでんでん太鼓はご存じでしょうか。
中心をタイミング良くクルクルと回すと太鼓がポンポン?でんでん?となるおもちゃです。
下記にYoutubeで鳴らしてる動画がありましたのでイメージとして参考にしてみてください。

でんでん太鼓 OP-DNDN01
でんでん太鼓

スイングもでんでん太鼓もどちらも同様に物理現象なので共通点はあります。
この取っ手を回す動作が腰や骨盤のひねりにつながります。

このでんでん太鼓現象がさらに外方向への大きな力になる条件があります。
それは、タイミング」です。
バックスイングのトップの早い段階でひねりが加わると腕の張りが大きくなりやすいため、
スイングが外回りしやすくなります。

ひねりを加えることは悪いことではありません。
スピードアップやサイドローテーションを増やすためには有効な手段です。
ひねりを加える際は必要分を、ボールが落下してきた体の横付近で使用すると良いと思います。

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