【両手投げ】もっと詳しく両手投げが解説する2LS【2Hand layout system】

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はじめに

2LSが浸透してきた今もう少し筆者なりに内容をまとめてみようと思います。
過去に書いた記事を記載してますのでもしよろしければ確認してください。

【両手投げ】両手投げが解説する2LS【2Hand layout system】

さて、今回の内容についてですが、2LSが発表されてから2年ちょっと経ちました。
(月日は早いですね。)
私なりに細かく色んなことを試してきたのですが、
その中で分かったノウハウを記載しておきたいと思います。


ポイント~まとめ~


ポイント1「PINとグリップセンターの距離について」

結局3-3/8という数字がどういう効果をもたらしたのか。
(3-3/8というキーワードがしっくり来ない人は前述の過去記事を参照してください)
やはりもともとの主張通り、PIN-GC(グリップセンター)が近い人にはレイアウトの基準が変わるという大きな効果があったと考える。
しかしそれ以上に、2年経つとこの数字に対して研究&経験しているかが、大きな差を生むほどに重要な内容になって来た。
PIN-GCが2インチや3インチはブレイクポイントが多少不安定でも緩く使えたり、
PIN-GCが4インチや5インチは手前のオイルに対して安定感を与えてくれたり。
ここでは書き切れないほど条件等でいろんな動きをします。
ここでポイントなのは他のサイトでどんな表現をしようと、これだけは譲りません。
PIN-GC短い方がコアとしては弱く(ΔRG下がる)なります。
PIN-GC長い方がコアとしては強く(ΔRG上がる)なります。

ボールラインナップを組む際はPIN-GCをバランス良く選ぶことが大切です。
3,4,52,4,6なども良いと思います。
レイアウトに悩んでいる人はまずこの3つのレイアウトをすべて開けてみてください。
そこから自分の攻め方のバリエーションやスタイルを構築することもおすすめです。

レイアウト例

  1. 5×4-1/2×2
  2. 5×4-1/2×4
  3. 5×4-1/2×6

※スピードが24キロくらいの方なら、MB-PAPは5インチでも良いと思います。
※スピードが26キロくらいの方なら、MB-PAPは上記くらいが良いかもしれません

💬 よくある質問Q&A:2LSって結局どう使えばいいの?


Q1. ピンダウンって2LSではどうやって表現するの?

A.
「グリップセンターからPINまでの距離」が短ければピンダウン寄りです。
目安としては3.5インチ以下でロールが早く出て、バックエンドが穏やかになります。


Q2. 2LSの「PSA to PAP」ってどのくらいが良い?

A.
一般的には3〜4インチが標準

  • 2インチ台 → 手前から動く
  • 4インチ台 → 緩やか(持続するフック)

スピード系の人や直進性が欲しい人は長め、動かしたい人は短めが合います。


Q3. 自分のPAPがわからないけど2LSは使える?

A.
PAPがわからなくても、プロショップに伝えれば2LSでのドリルは可能です。
ただし、できればスマホで動画を撮って測定しておくとより精密なレイアウトになります。


Q4. 2LSって非対称ボール専用?

A.
いいえ、対称ボールでも使えます
この場合、PSAが無いため「PIN to PAP」「グリップセンターからPINまで」の2点で構成されます。


Q5. VAL角と2LSの違いは?

A.
VAL角は「角度(度数)」でピンの高さを調整しますが、
2LSは「距離(インチ)」で調整するため、視覚的に直感的で再現性が高いのが特徴です。
両手投げには2LSの方が合っていると言われています。


Q6. 両手投げ初心者におすすめの2LSレイアウトは?

A.
ズバリ**「4×4×3.5」**がバランス型で扱いやすく、おすすめです。
安定してポケットに入ってくれるので、アジャストの基準にもなります。


Q7. レイアウトの「PIN to PAP」を長くするとどうなる?

A.
奥まで直進し、曲がりがシャープになる傾向があります。

  • 5〜5.5インチ:スキッドが長く、バックエンドで動く
  • 3.5〜4インチ:手前で立ち上がり、ロール感が強くなる

Q8. PSA to PAPを近づけると何が変わるの?

A.
PSAを近づける(2〜3インチ)と、手前から動きが強くなります。
カバーストックが弱い場合は先で少し切れるように感じます。
カバーストックが強い場合は手前から立ち上がりを強く感じます。


Q9. グリップセンターからPINまでの距離ってどれが標準?

A.
4〜4.5インチが中間型です。

  • 短い(3〜3.5):ピンダウン寄り。ロール早め
  • 長い(5〜6):ピンアップ。先でキレる

Q10. 結局、何を基準に決めればいいの?

A.
迷ったらまずは以下の順で決めましょう:

  1. 自分の球質(球速・回転)を把握
  2. 扱いたい動き(先でキレる/手前で収める)を決める
  3. 標準レイアウト(4×4×3.5)から1要素ずつ調整
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