【なべ流】ボールラインナップ術

Contents

今回はラインナップの作り方です。
前回はPBA流のラインナップの作り方をご紹介しました。

今回は脱初心者~中級者の方向けの記事を想定してます。
プロチャレやちょっとしたプロアマ等に参加したい人をイメージして書いてます。

ボールラインナップを考える時に大切なポイントが３つあります。

まずは使用を想定する時間帯を３つに区分します。
前半、中盤、終盤がオーソドックスな区分方法です。

出来れば事前にレーンコンディション表があると良いと思います。
オイルの長さやオイル量、オイル添付の位置や形状など。

お持ちのボールのラインナップのリストをご準備ください。
さらに、足りないと感じる部分はお財布と相談して購入してください。

さて、ラインナップを作成する際に最初に考慮する必要があるのが、
「ボールとボールの繋がり」です。
要は、ボールチェンジを必ずするという前提があるとして、どのボールにチェンジするか？という
繋がりを事前に考えておくということです。

例えばAとBとCというボールがあり、Aが一番オイルに強く、Cが一番オイルに弱いとします。
一般的にはAが朝イチ、Bが中盤、Cが中盤以降みたいなイメージでしょうかね。
理想論ではありますが、Ａ→Ｂ→Ｃとボールチェンジが理想です。

しかしながら試合では理想は理想となってしまうことが多々あります。
一番大切なことはまず、「想定外発生することを想定すること」です。

ボールラインナップにおいてボールとボールの繋がり（ボールチェンジ）を考えながら、
いかに想定外の発生に対応できるボールチョイス出来るか？がポイントになってきます。

ボールの繋がり→もしかしたら。。。繋がらないことを考える

少し難しい話になってしまいましたが、基本的には繋がり(共通点)を考えてチョイスします。
あまりボールに詳しくない方は何か共通点を一つ作ってみましょう。
(例：対象コア同士、ソリッド同士)

例えば２球ならこんなラインナップを作成可能です。
繋がり(メリット)　：対象コア同士、ソリッドとパールなのでイメージしやすい
想定外(デメリット)：非対称が必要な時は対処できない

他にも、

繋がり(メリット)：カバーストックが中間同士、ソリッドパール、非対称対象コアなのでイメージしやすい
想定外(デメリット)：オイル量が多かったり、少なかったりするとカバーストックの上下がないので対応が難しい

さて、次は想定外が発生した時にどうするか？を考える

例えば

というボールをチョイスしようと考えているとします。

想定外(デメリット)：非対称が必要な時は対処できない

という事態が発生することを前の項目で想像していました。

ではバックに余裕があるのでバックに非対称を入れましょう。

①→②という想定もあるが、①→③というプランも出来ました。

このラインナップ作成方法には弱点があります。
それは①のボールが合うことを前提としていることです。
①が合わない場合はかなり厳しい状況になる可能性があります。

先ほどの弱点を踏まえて①のボールに当たるボールをもうワンセット増やしてみましょう。
すると、かなりの状況をカバーできるラインナップが完成します。

Aプラン①→②
→③

Bプラン④→⑤
→⑥

それぞれのボールが繋がりがない状態だとボールチェンジが難しくなります。
しかし、繋がり過ぎると偏りが発生します。
その中でたどり着いたのがこのラインナップ術です。