なべ流レイアウト紹介~回転数多めの人~

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はじめに

「両手投げのドリルは片手投げと似て非なるものである」と
誰かが言ったような言ってないような。。。

以前にも記事を書いたことがあるのですが、
今見るとなんというか。。。
小学校の時に書いた作文を見ている気分になりますね。
両手用ドリル術

経験とともにアップデートするべきだと。
ということで今回はドリルについて今の考えを書いていきたいと思います。
さらにお悩みごとに記載していますのでそれぞれご参考にして頂ければと思います。
※レイアウト以外は今回は記載してないです。
※バランスホール&3オンスルールに対応しています。

  1. 悩み「スピード<回転」
  2. 悩み「スピード>回転」
  3. 悩み「マイナスチルト」
  4. 悩み「フルロール」

長くなるので今回は悩み1のみです。

悩み1「スピード<回転」

~概略~

両手投げに限らずですが、スピードと回転数の比率は非常に大切です。
そんなスピードと回転に関してのレイアウトの質問です。

私は両手投げで投げていますが、スピードが出ないにも関わらず回転数は日に日に回せるようになってきてしまいました。段々とオイルを追いかけてインサイドから投げるのですが、逆にオイルが多い部分を通すせいか先のリアクションが安定しません。程よいレイアウトはありませんか?

この悩み多いですよね。筆者の私の経験上ですが、安定感→回転数UP→スピードUP→コントロールUP→さらに、、、みたいに上達される方は結構多い気がします。※私見です、、、
すると問題になりやすいのが、回転数>スピードというアンバランスです。
またそのせいで人より多く曲がってしまうタイミングがあり、その分インサイドに入らないといけなくなります。
そのせいでより多くのオイルを使用するため先が不安定になります。

悩みのポイント

  1. 回転数>スピードである
  2. 先が安定しない

さてこれらの悩みを解決するレイアウトはあるのでしょうか。
色んな方法がありますが、今回はPIN-PAPショートです。
※ただし世の中に流行り過ぎて怪しい知識が回っているような。。。
海外で最初雑誌で話題になった時はLSLレイアウトと呼ばれてました。
ドリリングアングルxPin-PAPレンジxVALアングルの数値をそれぞれ
Large x Short x Large でLSLです。
ちなみにアマゾンで本は売ってるので購入してみてください。↓↓↓

LSL(PINショート)の大事なポイント

上記書籍にも記載があるのですが、ポイントは2つあります。

  1. 非対称コアのマスバイアス数値が重要である。
  2. 表面加工をしていること(書籍内では1000~1500あたり)

LSL自体の意図としてはコアのロールを早くしてカバーの摩擦のみで曲げようとしているイメージです。
LSLを採用する意図は先を緩やかにしようとしている時に採用できます。
さらに今回ご紹介するのは書籍の数値に対して両手投げ用に改良を加えたものです。

レイアウト数値

今回ご紹介するのは3つ

LSLレイアウトの例 3つ!!!

  1. 最大限に抑えてもの 「180°x1″x90°」
  2. 中くらい 「140°x2″x70°~90°」
  3. 通常レイアウト寄り「100~110°x3″x70°~90°」

この3つは私のおすすめです。特に両手投げの方は2や3が投げやすいと思います。

注意点1「低慣性」

このレイアウトで注意しなければいけないことがあります。
それはこのレイアウト…回りやすく転がりやすいです。
影響がどの程度あるかは分かりませんが、転がりやすいです。

注意点2「表面加工大事」

表面加工がとっても大事です。
手前で少しリアクションを起こすぐらいが丁度良いです。
だいたい#1500~#3000あたりがおすすめです。
やらない方がいいのはポリッシュです。
オイルがある所を投げると先で通常レイアウト以上に暴れます
(ポリッシュ分スキットして先ですぐ起き上がるため)

注意点3「対象・非対称」

対象コアの方が起き上がりが遅くなります
表面加工と一緒ですが、この点は考慮しないといけないです。
ショートピン+対象コア+#1万番ポリッシュ
私はこれやってみたのですが、暴れすぎて投げれるレベルじゃなかったです。
ショートピン+対象コア+#1000番とかならアリかな。

注意点4「カバーストックの強さ」

カバーストックの強さは非常に大切です。
かなりコアの作用を抑えたレイアウトですので、動きが出にくくなります。
動きが出にくいレイアウトの分、カバーストックの強さは少し強い方が良いと思います。
スピードと回転数とオイル量で強さを選ぶと良いと思います。

蛇足

PBAの選手も採用しているレイアウトも掲載しています(①や②)
最近ではトム・スモールウッド選手やイェスパー・スヴェンソン選手が採用しています。

まとめ

  1. ショートピンの有用性
  2. 表面加工と対称と非対称とカバーストックは考慮必要

今回はショートピンレイアウトをご紹介させて頂きました。
悩み「スピード>回転」をご紹介したいと思います。

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