【ボウリング】肩は落とさない

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はじめに

Twitterにて下記のようなお問い合わせを頂きます。

肩が落ちなくてボールを通すスペースが少ないです。
どうしたらいいでしょうか。

結構な頻度でTwitterにてご質問頂くのですが、肩が思ったポジションに行かない問題。
はっきりと申し上げますと、肩を落とす意識でいるうちは絶対に悩みは解決しません。
・足にボールが当たる
・太ももにボールが当たる
・インステップしないと投げれない
・スイングラインが真っすぐにできない

肩を落とすとは?

そもそも論ですが、肩を落とすってどういう状態でしょうか。
別の言葉でいうと肩を下げる事と同義だと考えています。
下記のような動作を肩を上げる、肩を下げると認識しています。
肩を下げると良い効果が生まれるどころか悪い効果の方が多いように感じます。
良く言われる肩を下げる効果として、右投げなら右側のスペース確保を言われているような気がします。
しかし右肩を下げても右側のスペースは確保されません。
なぜなら肩が上下運動しているだけなので相変わらずスイングラインに対して体が正立したままです。
下記の女性の方がこのまま真っすぐスイングすると太ももやお尻を回避することはできません。

肩を落とす、本来の目的は?

ではでは、肩はどうして落ちているように、下がっているように見えるのでしょうか。
それは左右の肩の高さに違いがあるからそういうふうに言われるようになったのではないかと思います。
私が思うに、言われたままに肩を落とす事が目的になり、本来の目的がブレていませんか?
なぜ肩を落とす必要があるか、明確に説明できますか?

一旦肩を落とすことは忘れましょう。
肩を落とす事の本来の目標を思い出しましょう。(すぐ人間はゲシュタルト崩壊を起こします。)
今必要なことは肩を落とすことではなく、スイングラインやスイングスペースを確保することだと思います。
だから肩を落とす必要はありません。

側屈を駆使する

やっとここまで来ました。
ではスイングラインの確保には何が必要か。
それは側屈です。
側屈を聞いたことがない方もたくさんいると思いますが、
ラジオ体操の時にわき腹を伸ばすときにやるあの動作です。

すると肩が足よりも体の外側に配置されますのでスイングラインが少し体の外側で作りやすくなります。
実際の側屈はこのくらいがいいかなと思ってます。
自分の場合はこのぐらいの側屈を維持して投げています。
最初から側屈をして維持するイメージも良いと思います。
投げている最中に側屈量を変えるのもありです。調整してみてほしいです。
※ご相談乗ります

上記画像は私の構えの段階の側屈量です。
この動作によって頭の位置が右になっているのでスイングラインが体の外にあっても
体の内側からボールが出ているように感じることができると考えています。

だから脇は空く

蛇足になりますが、脇を締める必要もないと思ってます。
なぜ脇を締めろというのでしょうか。
おそらくですが、成立し腕を内側に絞り親指が前方方向に向くようにすると
大体の日本人の人は腕が外側に向いてしまうと思います。
人間の構造上外に向くのが自然だと思います(サル腕じゃなくても
だから頭よりも内側のスペースで捌きたいのにボールが体の外に行ってしまうので
インステップや脇を締めて引き付ける必要が出てくるのではと思います。
本来そんなことしなくてもいいのに。。。とおもいつつ。。。

もし、スイングラインが体の内側を通らなくて悩んでいる方
↓大前提に↓
スイングラインが内側を通らないのは通らない理由があるからです。
通すために引き付けたりするのではなく、なるべく何もしなくても内側を通る方法を考えましょう。

まとめ

今回は良く言われる「肩を落とせ」といる言葉について考察してみました。
肩を落とせと言われるけど、肩を落としても目的の動作にならないのになぁと思いながら見てます。
肩を落としたい方に肩じゃなくて側屈だよっとお伝えしても伝わらないのが現状です。。。
いかに肩を落とせが広まっているかということを痛感します。
時間がかかってもいいので側屈という言葉を広めていきたいと考えています。

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