2024年版両手投げの流行レイアウト

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こんにちは。今年1年間いろいろとありましたが、みなさんはエンジョイボウリングライフを送ることができましたでしょうか。私は千葉オープンやジャパンオープンなど大きな大会に参加することができました。とても充実した1年間を過ごすことができたと思います。その中で私なりに見えてきた、2024年時点の日本のボウリングというのが見えてきましたので、参考までに書いてみたいと思います。あくまでも個人的な考えですので、ほどほどに。。。

2024年キーワード

「カバーストックの進化」

Contents

概略

私なりの今年のキーワードはカバーストックの進化です。前から進化してきましたが、ここ1~2年の進化には目を見張るものがあります。読者の方も何となく感じているのではないでしょうか。

カバーストックの進化とは、、、

ここ数年、各社で新素材を発表しボウリング市場へ浸透していきますが、新素材の多くはボールリアクションの多様化を狙った動きというよりは、オイルに対する強さを強調したボールの割合が多い気がします。販売するボールの半分以上はカバーが強いボールの月もあったと記憶しております。そうした市場の動きに合わせてボールを購入するといくら気を使っていても偏ったラインナップになってしまうことも容易に想像できます。

レイアウト

ボールチョイス

今回ご紹介するものはすべて非対称用として考えてください。
※バック内を非対称のみすることは非推奨です
さらにマスバイアス(MB)DIFFの数値が少し大きい方が恩恵は大きいと思いますので
ボールを購入する際は注視してみてください。
※某大手ボウリング通販サイトの例

レイアウト数値

  1. 20×4-1/2×30
  2. 45×4-1/2×30
  3. 60×4-1/2×30

(MBポジションがVALラインを超えるようであればPIN-PAPを長めにしてください。)

解説

今回のキーポイントは「マスバイアス効果」です。
非対称ボール、マスバイアス付きのボールは
手前のどこから曲げるかをコントロールしやすいという特性を持っています。
さらにレイアウトで「スキット・フック・ロール」をコントロールしようというのが意図です。
前回と違って①、②、③それぞれ1球ずつバックにあるとボウリングの幅がググっと上がると思います。

レイアウト数値解説
①は強く手前から回転しますのでスキット区間が短くなります。
※MB位置は右に位置します。
②はバランス的なフレアが起きます。
③はスキット・フック区間が長くなります。
※MB位置は左に位置します。

注意点1「カバーストックの強さ」

今回特に記述していませんが、カバーストックの強さは非常に大切な要素です。
今回のレイアウトを実施頂く際はオイルに対して強めのパールやソリッドで実施頂くと良いと思います。

注意点2「VAL角の設定について」

今回30度で設定していますが、立ち上がりがきつく感じるのが怖い場合はVAL角を少し広く設定してみてください。

蛇足1「今回のレイアウトの有用性」

実は今回のレイアウトは非常に広いパターンで有用性があります。
例えば、今回のレイアウトは「パックンツー」の際にも使えます。
パックンツーは内側が極端に高く感じ、外側が極端に遅いと感じると起こります。
今回のレイアウトは安定してフレアを確保できるので曲がりを全体的に安定して確保することができます。

あとがき

今回は曲がらない人のためのレイアウトをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
かなり応用の利く考えであることは確かなので一度実践してみてはいかがでしょうか。
次回もよろしくお願いします。

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