ボールを両手で投げることは簡単ですよね。
股開いて間からえいっ!・・・
投げれそうですよね。
しかしボウリングの両手投げはそれではだめです。
なぜダメか・・・それはスピードが出ないからです。
この記事ではいかにスピードを出すか考えてみます。
両手投げでスピードを出す要素について。
①ステップ
②腕の張り感
③手での押し出し
④腕と体の運動連鎖(要は手遅れ)
⑤スライド
ちょっとずつ考えてみましょう。
では①から。
自分のステップについて今一度分析しましょう。
歩数、ステップのスピード(タイミング)、歩幅・・・etc
それを踏まえて細かく考えます。
・歩数について
歩数で大事なことは2歩以上であることです。(2歩で投げる人はいないと思いますが・・・)
2歩以上でなければ パワーステップ※1 ができません。
1歩目&テイクバック&パワーステップ
2歩目&スライド&スローイング
これが両手投げにおいて最低限必要な要素です。
そして股の下から投げる球よりも球が速くなる要素でもあります。
この一連の動作はとても大切です。普段から2~3歩助走で練習することをおすすめします。
※1 パワーステップとは:いつものステップより小さくステップします。それによりタメができます。
・ステップのスピード(タイミング)
今回の①ステップで一番大切なポイントです。
5歩助走として考えると4歩目と5歩目が大切です。
タン・・・タン・・・タン・タ・ターーーンが自分のイメージですね。
・タ・ターーーンが重要な部分となります。
スピードが遅い人はこの部分が切替が遅いです。
タン・・・タン・・・タン・・・タ・・・ターンみたいな感じになっちゃいます。
すべて同じステップに見えるのが特徴ですね
ではどうしたらいいのかというとパワーステップ。4歩目を小さくすればいいのです。
すると4歩目はその場で軽くジャンプしているように見えるはずです。
そして4歩目が小さかった分5歩目が大きくなるはずです。
~~~ちょっと難しい話。~~~
スピード調整はこのステップのタイミングで調整すると両手投げは安定しやすいと思います。
タイミングを短くすれば球を早く投げれる。
タイミングを長くとれば球を遅く投げれる。
上級者の方は試してみてください。
さてステップを少し変えることによって何が変わるかというと
まず、 ③手の押し出し が変わってきます。
回りくどい言い方でしたが、①を 改良すると③が一緒に改善されるはずです。
小さなパワーステップの後にはいつも以上の大きなスライドをすることができるはずです。
この大きなスライドのおかげでボールが長く持てるようになるはずです。
押し出しす時間を長くすることがスピードアップにつながるというわけです。
まずは、ステップの質を変えてみましょう。
コメント
そうそう、すべてはステップ、足ですね。コントロールや、回転数は全部後回しで、一番地味な練習ですが、パワーステップなしの両手投げは見るに耐えない、、。それいくらやっても、すぴーどでないよー、っていいにくいし、、。
プロアマに出たりすると分かりますが、、レーンがひどく短く、オイルが薄くなる。ある程度のスピードがなきゃ、試合では使い物になりませんよね。
私が思うに、上から普通に野球ボール投げるとしますよね。一歩一歩ゆっくり歩いて投げたりしませんよね。みんな、ほぼ勝手にパワーステップやってる。
それの下投げバージョンなだけって私は説明してるかな。
コメント頂きありがとうございます。
> 私が思うに、上から普通に野球ボール投げるとしますよね。一歩一歩ゆっくり歩いて投げたりしませんよね。みんな、ほぼ勝手にパワーステップやってる。
> それの下投げバージョンなだけって私は説明してるかな。
面白い表現ですね。今度野球経験者の方にお伝えする時はそんな感じでお話ししてみたいと思います。なので逆にスポーツを経験されていない方へお伝えするのがすごく難しいと最近感じております。体の使い方が開発されていないのですぐに体のイメージがつかめず、まず自分の体の動きと自分の頭のイメージがかけ離れているケースが多いので。
その場合動画を見せながらリズムを体に染み込ませていくのが一番早いと感じております。
今度記事にしたいと思いますが他のスポーツをされている方とされていない方、
お伝えする方法が一緒だと効率悪いですよね。。。記事の内容を考えます。。。