ストリングピンの導入センターが増えています。SNSでは「ピンアクションがおかしい」「競技には向かない」という否定的な意見が目立ちますが、両手投げで実際に投げた経験からいうと、悪いことばかりではありません。
この記事では、ストリングピンとは何か・通常ピンとの違い・両手投げで投げた体感を正直にまとめます。
ストリングピンとは
ストリングピンとは、各ピンの上部に細いひも(ストリング)が取り付けられたピンセッターシステムです。「吊りピン」とも呼ばれます。ピンが倒れると、ひもによって自動的に引き上げて再セットされます。
従来のフリーフォール式と違い、ピンがひもで繋がれているため、倒れ方や散らばり方が異なります。ラウンドワンをはじめ、国内のボウリングセンターで導入が進んでいます。
1投目:正直あまり差を感じない
両手投げで1投目を投げた感覚として、通常ピンとの差はほとんど感じません。
ボールがポケットに入ったとき、ストライクの出方は通常レーンと変わらない印象です。ひもが付いているとはいえ、ボールが直接当たるヘッドピンへの衝撃は同じです。
ただし、ピンアクションはわずかに弱い感じがします。
ひもがピンの動きを若干拘束するため、ピンが飛び散って他のピンに当たる二次的な動きが抑えられます。ポケットに入ったのに7番や10番が残る、というケースはストリングピンの方が起きやすいかもしれません。
2投目:意外とアドバンテージになる
ここが最大のポイントです。
ストリングピンは、隣接するピンが倒れたときの振動やひもの動きで、残ピンが一緒に倒れることがあります。 俗に「ひも倒れ」「ストリング倒れ」と呼ばれる現象です。
倒れた場合でも、それは正式に「倒れた」とカウントされます。
スペアを狙う2投目で、ボールが直接当たらなかったピンがひも越しに倒れてスペアが取れる。これは損ではなく得です。体感として、損より得になるケースの方が多いです。
特に両手投げのように、スピードと回転数があるボールを投げる場合、インパクト時の振動が大きい分、この現象が起きやすい可能性もあります。
「ストリングピンはおかしい」という声の多くは1投目のピンアクションへの不満ですが、2投目については案外アドバンテージになっています。
競技・大会での扱い
JPBA公認大会やJAPAN BOWLINGの公式競技では、現時点でストリングピンは使用されていません。フリーフォール式のピンセッターが競技の標準です。
そのため、大会を目指している方にとってはストリングピンレーンは練習環境として通常ピンと完全に同じとは言えません。スコア管理や感覚のキャリブレーションという意味では、可能なら通常ピンレーンで練習する方が競技には直結します。
一方で、普段の練習や気軽にゲームを楽しむ分には、過剰に気にする必要はないと思います。
ストリングピンレーンで両手投げを投げるときのポイント
1投目 通常レーンと同じ感覚で投げて問題ありません。ポケットに入ってもピンが残りやすいと感じたら、アングルを少し変えてヘッドピンへの入射角を調整してみてください。
2投目(スペア狙い) ひも倒れを期待して投げる必要はありませんが、焦らず普段通りのスペアショットを打てば十分です。ひもの効果でスペアが取れることがあっても、基本は正確に狙い通りに投げることが先です。
メンタル面 ストリングピンだからといって構えすぎる必要はありません。1投目の差はほぼなく、2投目はむしろ有利な場合があります。普段通りのゲームプランで投げてください。
まとめ
- ストリングピンは各ピンにひもが付いたピンセッターシステム
- 1投目は通常ピンとほぼ同じ。ただしピンアクションがわずかに弱い
- 2投目はひも倒れで得をするケースが多い
- 競技・公認大会では使用されていないため、競技志向の練習としては通常ピンが望ましい
- 普段の練習・ゲームでは過剰に気にしなくていい
ストリングピン=悪という意見が多いですが、両手投げで実際に投げた感覚では、悪いことばかりではありません。冷静に特性を理解した上で、普段通り投げることが一番の攻略です。
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