ロケットA.I.を両手投げで投げてみたレビュー|走るのに転がる不思議なボール

ボウリング研究

投球動画&レイアウト紹介

ロケットA.I.を実際に投げてきました。

YouTube Shorts用に短い投球動画も撮ったので、ボールの動きはあわせて確認してみてください。

今回は、両手投げ目線で投げた感想をまとめます。

今回のレイアウトは4-1/2x4x4(2LS)

ロケットA.I.の基本スペック

メーカーSTORM
カバーA1Sパールリアクティブ
コアBooster A.I. Core
RG2.530(15ポンド)
ΔRG0.048(15ポンド)
表面仕上げPower Edge
想定コンディションミディアム〜ドライ

投げて最初に感じた”走るのに転がる”という不思議な感覚

A.I.コアに対して「転がりすぎる」という率直な意見が出ることがあると聞きます。
それがロケットA.I.では少し違いました。

高慣性の対称コアなのに、走る感覚と転がる感覚が同時にあります。走っているのに、ちゃんと重さのある転がりも感じる。言葉にしにくいのですが、この両立がロケットA.I.の一番印象的な部分でした。

さらにA1Sパールのカバーが、レーン中間から安定してキャッチしてくれます。単純に走るだけで奥で抜けるパール系ではなく、中盤からの捕まり方が読みやすい。この特性が「走る感覚」と「転がる感覚」の両立をうまく支えている印象です。

両手投げの場合、回転数が多いぶんボールによっては手前で早く起きすぎることがあります。ロケットA.I.は手前で無駄に噛みすぎず、かつ奥でちゃんと向きを変えてくれるので、ミディアム〜やや遅めのコンディションで投げやすいと感じました。

走りを重視したレイアウトだとちょっと扱いにくさを感じる可能性はあるかなと思いました。
4x4x4(2LS)をベースとして、投げのスピードや回転数で調整していくのが良いと思います。

奥の動きとピンアクション

奥の動きは、「鋭くキレる」というより「角度は出るけど暴れない」タイプです。

両手投げでバックエンドが強すぎるボールを使うと、少し外にミスしただけで戻りすぎたり、内ミスしたときに厚く入りすぎたりすることがあります。ロケットA.I.はその不安が少なく、動きが読みやすい。

ピンアクションも、奥で向きを変えてからのエネルギー保持は良い印象でした。両手投げは手前でボールが動きすぎるとピン前で弱くなりやすいですが、ロケットA.I.は手前でエネルギーを使いすぎないので、ポケットに入ったときの飛びは期待しやすいです。

合わない人・合う人をはっきり言っておく

合わないと思うのは、昔のハイロード系の高慣性対称コアのような、フッキングポイントからブレークポイントにかけてのキレ感を求めている人です。ロケットA.I.はそのタイプではありません。

また、「走るか曲がるか」のメリハリをはっきり感じたい人も、中途半端な曲がり感が出る可能性があります。そういう人はレイアウトを極端にしてみる価値はあります。ピン距離を詰める、オフセットを大きくとるなど、動き方を意図的に振ってみると印象が変わるかもしれません。

逆に合いそうなのは、最近多いブラシのみで摩擦ゾーンを作るコンディションで、安定して押したい場面です。暴れにくく、奥の動きが読みやすいロケットA.I.はそういう状況と相性が良いと思います。

強いソリッドやハイブリッドで投げ始めて、後半に手前が変化してきたときの2本目のボールとしても扱いやすい。「強すぎないけどちゃんと動く」枠として、ラインナップに組み込みやすいボールです。

まとめ

ロケットA.I.は、走るのに転がる感覚というA.I.コアの特性と、A1Sパールの中盤からの安定したキャッチ感が組み合わさった、バランス型のボールでした。

キレ感やメリハリより、安定した動きと読みやすさを優先したい場面で出番があります。特にミディアム〜やや遅めのコンディション、あるいはブラシ系コンディションで押したい場面では使いやすいはずです。

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