メンタルの強さはスポーツにいらない?

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私が他媒体で書いた記事をこちらにも掲載します。
1年前くらいに書いたものですので登場人物はそのころのものです。
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あなたはメンタルが強いですか?
それともメンタルが弱いですか?

この質問に対して

Contents

Q「メンタルの強さはスポーツにいらない?」A「強いです。」

と答えられる人が何人いるだろうか。
このnoteをご覧の方は少なくともなんらかの悩みがあるのではないだろうか。このnoteではスポーツ時におけるメンタルについての悩みのほとんどが存在しないというのが主張である。正確には自ら生み出したというのが正しい表現かもしれない。筆者がメンタル問題が存在しなくなった考え方や方法をお伝えしたいと思う。あくまでもご紹介する内容は筆者がメンタル問題の取り組んだ結果「私はメンタル強さは必要ない」と判断した内容をお伝えしたいと思う。

投球フォームやスタイルを教えるから明日からトップアスリートのようなコンディションにしろと言われても不可能だ。しかし、やり方を教えるからトップアスリートのような『メンタル』で実施しろと言われたらどうだろうか。ちょっといけそうな気がしないだろうか。それはメンタルというもの自体が無形なものであるからこそ、本人の捉え方次第で弱くも強くもある存在なのではないかと考えている。

そしてこの時点でそんな簡単なわけあるか?と自分に線を引いたあなた。その先入観が最大の敵です。この場合の先入観はいわゆる過去の経験則に基づく偏見が強い悪い先入観です。まずはフラットに考えてみてください。メンタルは自分次第と。その上で判断してみてほしい。

ではこれから緊張や不安のメンタル問題は存在しないと考える理由と対策を4つご紹介したいと思う。あくまでも筆者の体験や経験によるものであることはお忘れなく。

ステップ1 「失敗を恐れない」
ステップ2 「やることを認識」
ステップ3 「自分がどんな心理状況か向かい合う」
ステップ4 「普段の練習中に取り入れるべき意識」
ステップ5 「心理変化に対するコツ」

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ステップ1「失敗を恐れない」

まずは1つ目、「失敗を恐れない」についてです。あなたが緊張する理由の1つに、過去の失敗談から来る不安があるのならば、きっとその舞台は
きっと恐怖のステージに感じるだろう。しかしあなたはその舞台へ立たなければならない。なぜならまだ、憧れの自分になれていない。失敗を恐れているあなたは「失敗の恐怖>なりたい自分」となっていないだろうか。
人間の特性として、色々な行動を重ねる毎に本来の目標を忘れてしまう。
心理学用語で「ゲシュタルト崩壊」と呼ぶ。余談だが、ゲシュタルト崩壊は視覚では良く使われる用語だが実は、味覚聴覚触覚嗅覚、五感すべてで発生しうる。さらに私は記憶、考え方、思い、目標など人の思考でも発生すると考えている。

舞台へ初めて立ったあの日から。失敗してしまったあの日から。思い描いた理想の自分がゲシュタルト崩壊していないだろうか。
あの人みたいになりたい。すごい技を会得したい。成績を残したい。
今一度思い出してほしい。
ずっとなりたかった自分を。。。

思い出してもらったらあとは難しいことはない。失敗から学び、失敗を少なくする事を考える。また失敗する。さぁ失敗しに行こう。
気づいたら成功している。きっとね。

ステップ2「やることを認識」

さて、次は試合前に起こる可能性もあるが、試合中にも発生しうる内容だ。ステップ1でも起こっていたが、人間は明確な目標を掲げていても行動を
重ねるごとにその意識が薄れてしまう。特に試合中には明確な行動理念を
元に行動を起こさなければ、ゲシュタルト崩壊を起こしてしまう。
さらに難しいのは行動理念をしっかりと持っていても発生しうることを意識しなければいけない。ではどうやって防ぐか。ポイントは2つある。

1つ目は明確な行動理念の元に試合計画を作成しておくことが必要である。私はボウリングの試合に参加することが多いのでボウリングを例にすると、ボウリングは15ゲーム程の試合が多い。すると前半5ゲーム中盤5ゲーム終盤5ゲームと分割して試合展開を想像することができる。私は体調のコンディションを整えることが上手くないので前半が苦手だ。さらに会場やオイルコンディション等を考慮し、前半は不利な展開が続くと予想する。では前半やることはどんなことがいいだろうか?私は上位に付いていくような展開の「我慢」というのがコンセプトになりそうと予想する。すると前半は我慢というのが行動理念となり、前半の試合中は常に我慢を意識する。という風に試合展開を想像しながら行動理念を決めていく必要があると考える。

しかし、試合中は序盤に思わず点数が出てしまうなど、予想がズレることも多い。予想であるがゆえに常に想像通りに行くとは限らない。試合計画と現在の状況を照らし合わせ、行動理念を修正を求められることも多い。

ここでポイント2つ目である。行動理念や試合計画自体が可変的なものであることを意識することである。先ほどのゲシュタルト崩壊や試合中の状況の変化などが発生することを考えると常に流動的なものであることを意識する。流動的、可変的なものであることやゲシュタルト崩壊で薄れるものであることを知っているからこそ強く意識できるようになると考える。知らないからこそ勝手にブレたり、薄れると考えた。ぜひ適宜明確な行動理念の元プレーに向かってほしい。

ステップ3 「自分がどんな心理状況か向かい合う」

では次のステップ3に進みたいと思う。私は元々緊張するタイプだったので極度の緊張状態ではどんな心理状態で、どんなデメリットが発生するかはある程度把握している。しかし最悪の状態、最悪の結果として、何が起こったか分からず気付いたら終わってるパターンだ。先程、「ある程度把握している」と言う風に書いたのはこのパターンがあるからだ。この状態の場合、極度の心理状態のために周りからの情報が入らなくなってしまう。周りからの情報を受け付けないために、その時間が無となってしまう。
この状態になってしまうのは無意識に自分の「外」に意識が向いてしまうからと考えている。緊張する状況だ。緊張しないようにしないと。緊張している自分を認めてはいけない。なぜなら緊張していたらパフォーマンスが出ないことを知っているから。だから緊張しないように意識する。なのに落ち着けない自分がいて焦る。さらに緊張する。悪循環。
一度は皆さん経験したことがあるのではないだろうか。ちょっとしたタイミングで回りの状況や環境に意識が向いてしまうために緊張に緊張を重ねるような状態を。こんな時どうしたらいいだろうか。

外に向いた意識を「内」に向けることが出来れば良いのではないか?と考えた。では意識を内に向けるとはどう言うことか?それは自分を「認めること」と考えた。認めることによって今の自分を受け入れるしかなくなる。受け入れてしまえば、あとは上手くやっていくしかない。
私は目を開いていては上手く内側に意識を向けることができないのでよく目を閉じて行う。そして自分に問う。「緊張しているか?」と。そして認める。「Yes」と。ぜひここからは自分で試してみてほしい。私の場合は緊張をしなくなったということはないのだがだいぶ楽な気持になった。緊張するのが当たり前。ドキドキしたままプレーするのが当たり前。緊張する自分やドキドキする自分を受け入れてほしい。

さらに、この自己肯定を他人とやることにより、もっと上手く自己肯定感を増やすことができるので効果が上がる。監督やコーチが「緊張しているか?」と聞いてもらったり、自ら今の心境を吐露することもいいだろう。とにかく今の自分の心理状況を誰かに伝えるだけで気持ちは楽になる。ぜひ試してみてほしい。

ステップ4 「普段の練習中に取り入れるべき意識」

冒頭に明日からも出来るとお伝えしたが申し訳ないステップ4だけは練習が必要だ。練習が上手くいけば明日からも可能だが、もしかしたらすぐにはできないかもしれないことを最初にお伝えしておくこととする。

ステップ3で緊張状態を受け入れることを伝えたが、問題が発生する。それは緊張状態では本来のパフォーマンスが出ない可能性があることだ。
でも心配しないでほしい。対策を講じることで問題ではなくなる。緊張状態ではなぜ本来のパフォーマンスが出ない可能性があるのだろうか。それは「緊張状態ではない状態を前提として練習する」からだ。思い返してみてほしい。あなたが練習に講じている時はメンタル状況はどうだろうか。そんなにプレッシャーや手に汗握る場面だろうか。そんな状況で練習していたらなんの問題も発生しておらずこのnoteにはたどり着いていないと考える。そしてそんな状況に慣れてしまえば常に緊張状態ではない状態を前提としてパフォーマンスを出す練習になっていないだろうか?

例えば、私は学生時代に野球をやっていたのだが、野球の試合中で最も嫌いな動作がある。それは「バント」だ。バントがご存じない方がいたらぜひYoutubeで検索頂いてから読んで頂きたい。実は本当に難しい技。なのにやれて当たり前という雰囲気が漂うのが本当に嫌で嫌で堪らなかった。失敗したらベンチで怒られる。そんな雰囲気。試合中のことを今でも覚えている。ものすごい緊張するのだ。だから練習もたくさんやるので上手くなっていくのだが、それでも私は本当に失敗することが多かった。
そんな過去の自分を顧みる度に思う。
『「練習中のメンタル」のバント練習』だったと。
社会人になり、ボウリングや他のスポーツをやるようになってから気付いたのだが私は緊張すると腰が高い状態になりやすいことに気付いた。だから練習中と試合中では自分の体の状態も違ったということだ。その部分に気付いていないまま練習したって効果は薄い。そんな学生時代を過ごした。
もう一度学生野球をやったらバントも上手くなれる気がする(笑

心理状態は身体状態に必ず影響する。このことを前提として練習しなければ効果は薄いということだ。だからこそ試合中の体の状態を動画などで記録することや可能であればノートや口頭で自分の状態を記録することが一番好ましい。それらの記録を前提に練習すれば練習中に起こらないような
心理状態や身体状態を前提とした練習メニューに自ずとシフトしていくはずだ。ぜひ『「試合中のメンタル」で練習」』を意識してほしい。
すると次第に試合中もパフォーマンス低下は見られなくなると思う。

余談だが、私は現在ボウリングが好きで良くやるのだが、緊張すると足を勢い良く動かしてしまう。がボウリングにおいてはあまり良くない。(勢いが付き過ぎてしまう)だからこそ普段から勢い良く足が動かせないようなフォームを前提として練習することにしている。そうすれば緊張していたって勢い良く足が動かせないフォームで練習しているのでパフォーマンス低下は少なくて済むというのがステップ4のおおよその主張である。

ステップ5 「心理変化に対するコツ」

最後に、実は心理変化に抵抗する方法がある。要は心を落ち着かせるコツがある。最終兵器なのでまずはステップ1~ステップ4を実施した上で
最後の最後にこれを実施してみてほしい。

コツというのは「目線を整えること

メンタルが不安定な時には視覚からの情報を上手く処理できなくなり脳が
オーバーフローしやすい。さらに、動揺すると目線が動く、とよく言われるようにメンタルが不安定になると目線が動きやすくなる。そんな時は視覚の情報を制限するために目線を必要以上に動かさないように意識してみてほしい。

例えば、私が見た目線を整えている場面としてすぐ思いついたのが
ラグビーの五郎丸選手だ。一時期その特徴的なルーティンから話題を
集めたがそのルーティン中の目線に注目してほしい。(Youtubeなどでご視聴いただくことが可能だ。)それはルーティンを実施中の目線の行方だ。
ご本人にお伺いしたわけではないので正確にどこを見ているかは
分からないがおそらくゴールポスト、ボール、手元のどれかを見るように
意識されている気がする。さらに目線の移動はほとんどない。ルーティン中も数回程しか目線が動いてないように見える。

ステップ1~4を整えた上で試合中にステップ5を実施してみてほしい。

さいごに

最後まで閲覧頂きありがとうございました。
私は人前で何かをやること自体苦手でしたがそれでもボウリングで結果を出したいという目標があり、どうしても結果を出したかったのでこの方法を考え抜きました。正直こんな方法をやらなくても結果出せる人の方が多いような気もします笑 それでもこの記事が誰かの役に立っていただければ幸いです。

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